LIFEBOOK A5510/FX

【偽警告詐欺トラブル事例】「ウイルスが検出されました」の表示に電話してしまった…
春日市のお客さまから、
「突然『トロイの木馬が検出されました』と表示され、画面に出た電話番号にかけてしまいました」
という、緊急のご相談をいただきました。
ウイルス感染のような警告画面に驚いて、
つい書いてある番号に電話してしまった――そんなケース、実は少なくありません。
ご相談の内容と症状
- メーカー:富士通
- 型番:LIFEBOOK A5510/FX
- 対応時間:お預かりから納品まで 約1時間30分
- 症状:偽警告表示後に電話 → 遠隔ソフトを入れられた形跡あり
表示されていたのは「ウイルス感染を検出しました」とする偽セキュリティ警告画面。
電話の指示に従い、遠隔操作ソフトのインストールまで進んでいた状態でした。
今回どう整えたか
✅ ネットワークの遮断と安全確認
まずはパソコンをネットワークから切断し、これ以上の外部アクセスを遮断。
状況を冷静に確認し、対応の全体像を組み立てました。
✅ 遠隔ソフトと不正プログラムの除去
以下の作業を実施:
- 遠隔操作ソフト(業者によるもの)の特定と削除
- 関連する常駐プロセスの停止
- 自動起動設定の無効化
- 履歴・一時ファイルのクリーニング
あわせて、パソコン内のセキュリティホールや脆弱性のチェックと修復も行い、
再発防止に向けた環境整備を整えました。
整ったあとの変化
お客さまからは
「怖くてどうしたらいいか分からなかったけど、早く相談してよかった」
との声をいただきました。
今後の整えヒント
このような「電話を促すタイプの偽警告」は非常に悪質で、
一度電話してしまうと、不正ソフトのインストール・サポート料の請求・個人情報の流出…とリスクが広がります。
ポイントは:
- 「トロイの木馬が検出されました」など大げさな表現
- 本物のセキュリティ会社が“電話を促す”ことはない
- 電話先では「今すぐリモート操作を」と言われることが多い
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)からサポート詐欺に関する注意喚起が出ています。
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/attention/2024/mgdayori20241119.html#section4
少しでも不安を感じたら、慌てず・クリックせず・電話せず、
まず“いつものIT屋さん”に連絡するのがいちばん安全です。
「それでもどうしていいか分からない」ときは、すぐご相談を
まちのIT屋では、偽警告対応からセキュリティの整え直しまでワンストップ対応。
怖い経験を「すぐ整えたから大丈夫」に変えるお手伝いをしています。
LINE・お電話・フォームから、どうぞお気軽にご相談ください◎
不安なときほど、安心できる場所があるって大事ですよね。