定着化・運用改善
問い合わせが多く、対応が回らない
問い合わせが多い状態では、対応が割り込み続けて作業が分断され、運用手順が守られにくくなります。結果として、回答のばらつきと手戻りが増え、改善の時間が確保できません。
デジタル環境づくりの一部として、問い合わせ対応は「入口の統一→分類と優先度→一次回答の標準化→記録→定例改善」の順で運用に落とします。これにより、対応負荷を抑えながら、手順の定着と改善が継続できます。
よくあるつまずき
- 受付チャネルが分散し、対応漏れと二重対応が起きる
- 緊急度の判断基準がなく、優先順位が都度変わる
- 回答が属人化し、同じ質問が繰り返される
- 記録が残らず、原因の切り分けと再発防止が進まない
進め方
- 入口を一本化し、「受付→分類→担当割当→回答→記録」を固定フローにする
- 問い合わせを「障害」「操作」「依頼」「要望」に分類し、優先度(影響・期限・代替可否)で処理順を決める
- 一次回答を標準化し、「確認事項」「切り分け手順」「次の一手」をテンプレ化する
- 記録を1か所に集約し、「発生状況/対応/判断理由/結果/再発防止」を残す
- 定例で記録を振り返り、「減らす(よくある質問化)」「直す(手順更新)」「やめる(不要対応の整理)」を反映する
こうなれば運用が回ります
- 入口と処理順が揃い、対応漏れと割り込みが減る
- 一次回答が標準化され、属人化と手戻りが減る
- 記録と定例改善で、問い合わせ自体が減っていく