情報リスク方針・運用ルール
ルールが定まらず、周知が徹底できない
ルールが定まらない状態では、現場の判断が都度変わり、周知をしても「例外」が先に増えて定着しにくくなります。結果として、責任分界が曖昧なまま、運用が属人化しやすくなります。
デジタル環境づくりの一部として、運用ルールは「決める範囲を絞る→判断基準を固定する→周知と記録で回す」の順で設計します。これにより、迷いどころが減り、周知が運用として定着しやすくなります。
よくあるつまずき
- ルールの対象が広すぎて、運用に落ちず形骸化する
- 禁止事項だけが増え、判断基準が共有されない
- 例外が個別対応になり、周知内容と現場がずれる
- 変更履歴が残らず、「いつから何が変わったか」が追えない
進め方
- ルールの対象を「守る情報」「利用シーン」「共有範囲」に絞り、最小単位で定義する
- 判断基準を「可/不可/条件付き」に分け、条件付きは条件と承認ルートを明文化する
- 例外は「申請(または合意)→承認→期限→記録」に揃え、責任分界を明確にする
- 周知は「要点(守る範囲・禁止・例外)」に絞り、運用の入口(申請・報告)とセットで回す
- 記録と変更履歴を残し、定例で「現場の例外」「判断の迷い」を回収して更新する
こうなれば運用が回ります
- 判断基準が揃い、周知しても運用がぶれにくい
- 例外が管理され、現場の個別対応が減る
- 記録と変更履歴が蓄積し、ルールが継続的に改善される