バックアップ・復旧設計
運用負荷が高く、自動化が進まない
運用負荷が高い状態では、バックアップや復旧の作業が「都度対応」になり、手順の標準化と自動化が進みにくくなります。結果として、確認や記録が抜けやすく、復旧の再現性が下がります。
デジタル環境づくりの一部として、自動化は「手順の固定→例外の整理→検証と記録→改善」の順で運用に落とします。これにより、日々の負荷を下げながら、戻せる前提を維持しやすくなります。
よくあるつまずき
- 手順が人によって違い、作業が属人化する
- 例外対応が積み上がり、標準手順が形骸化する
- 成功・失敗の基準が曖昧で、確認作業が増える
- 記録と変更履歴が残らず、改善点が特定できない
進め方
- 作業を「定型(毎回同じ)」「条件付き(分岐あり)」「例外(都度判断)」に分類し、定型から固定する
- 手順を「実行→確認→記録」の最小単位に分解し、判断基準と責任分界を明確にする
- 自動化は定型手順に限定し、例外は申請・理由・期限をセットにして管理する
- 検証を運用に組み込み、「復旧できるか」の確認結果を記録として残す
- 定例で記録を振り返り、分岐と例外を減らす方向で手順と変更履歴を更新する
こうなれば運用が回ります
- 定型が固定され、日々の作業負荷が下がる
- 例外が管理され、標準手順に戻せる
- 検証と記録が積み上がり、復旧の再現性が上がる