現状診断・課題整理
ムダが見えず、改善優先が決まらない
ムダが見えない状態では、体感や声の大きさで改善が選ばれ、優先度が揺れやすくなります。結果として、手戻りや割り込みが減らず、改善が積み上がりません。
デジタル環境づくりの一部として、改善優先は「現状の見える化→分類→影響と頻度→着手基準→記録」で決めます。これにより、判断材料が揃い、改善が再現性をもって進みます。
よくあるつまずき
- 作業の流れが図示されず、どこで詰まるか分からない
- ムダの種類が整理されず、対策が散発になる
- 影響と頻度が測れず、優先度が都度変わる
- 記録が残らず、改善の効果が比較できない
進め方
- 現状を「入口→処理→確認→完了」の流れで書き出し、どこで止まるかを見える化する
- ムダを「待ち」「手戻り」「二重入力」「確認過多」「例外対応」に分類し、発生箇所を紐付ける
- 影響を「業務停止」「締切影響」「問い合わせ増」「ミス増」の観点で整理し、頻度と合わせて判断材料にする
- 着手基準を「影響が大きい」「頻度が高い」「手順化で減らせる」の順で固定し、改善の優先度を決める
- 記録を1か所に集約し、「変更内容/判断理由/結果/次の改善」を残して定例で見直す
こうなれば運用が回ります
- ムダの位置と種類が見え、改善の優先度が決めやすい
- 判断基準が揃い、場当たりの改善が減る
- 記録と定例見直しで、改善が継続的に積み上がる