要件整理・導入計画
共有方針が揺れ、権限設計が決められない
共有方針が揺れる状態では、置き方と運用の前提が揃わず、権限設計の判断が止まりやすくなります。結果として、例外対応が増え、導入計画と移行段取りが固まりません。
デジタル環境づくりの一部として、共有と権限は「共有の目的→置き方の基準→最小権限→例外手順→記録」の順で要件化します。これにより、比較の軸が明確になり、導入判断と計画が進めやすくなります。
よくあるつまずき
- 共有の目的(保管・共同作業・参照)が混在し、方針がぶれる
- フォルダ構成や命名が人任せになり、管理単位が定まらない
- 付与理由や期限が残らず、権限の過不足が判断できない
- 例外が積み上がり、標準が形骸化する
進め方
- 共有の目的を「保管」「共同作業」「配布・参照」に分け、置く場所の役割を固定する
- 置き方の基準を「命名」「階層の深さ」「更新責任(誰が管理するか)」で明文化する
- 権限は「役割ごとの最小権限」「承認ルート」「期限(見直し時点)」で基準化する
- 例外は「申請(または合意)→承認→期限→記録」に揃え、責任分界を明確にする
- 記録を1か所に集約し、「共有方針」「権限の理由」「決定事項」「変更履歴」を残して導入計画に接続する
こうなれば運用が回ります
- 共有方針と置き方が揃い、権限設計が決めやすい
- 最小権限と例外手順が定まり、運用がぶれにくい
- 記録と変更履歴が残り、移行と見直しが継続できる